山田五郎様のご帰天を悼んで

山田五郎様の突然のご帰天の報に接し、社会福祉法人光徳寺善隣館の役職員一同、深い悲しみと喪失感に包まれております。謹んで心より哀悼の意を表します。

 私ども光徳寺善隣館は、洋画家・佐伯祐三の生家である光徳寺をルーツとし、地域福祉に貢献するとともに、佐伯祐三の足跡と芸術を後世に伝えるための活動に取り組んでまいりました。
その一環として実施いたしましたクラウドファンディングにおきましては、山田五郎様に多大なるご支援とご協力を賜りました。

 美術に対する深い造詣と、何よりも芸術を愛する熱い思いをお持ちの山田様が、私どもの活動に深くご賛同くださり、皆様に向けて温かい応援のメッセージを寄せてくださったことは、どれほど心強いことであったか計り知れません。
山田様の誠実で説得力のあるお言葉を通じて、多くの方々が佐伯祐三の芸術と私たちの取り組みに関心を寄せてくださいました。プロジェクトが実を結びましたのも、山田様のお力添えがあってこそと、今あらためて深く感謝申し上げる次第です。

 山田様は、幅広いメディアやご自身の活動を通じて、美術の魅力を誰もが楽しめる形で発信し続けてこられました。
その飾らないお人柄と、ユーモアを交えながらも常に本質を突く解説は、日本中の多くの方々に「知る喜び」と「芸術の奥深さ」を届けてくださいました。
文化芸術の裾野を広げられたその偉大なご功績に、心より敬意を表します。
 
 本来であれば、私どもの活動がさらに進展したご報告を差し上げ、再び佐伯祐三の魅力について楽しく語り合える日が来ることを願っておりました。それが永遠に叶わぬこととなってしまったことは、誠に痛恨の極みであります。
山田五郎様が遺された美術への深い愛情と情熱は、これからも多くの方々の心の中で生き続けることと存じます。
私どもも、山田様から頂戴した温かいご支援と励ましを胸に刻み、佐伯祐三が残した遺産をこれからも大切に守り伝えていく所存です。

 ご遺族・関係者の皆様におかれましては、深い悲しみの中におられることとお察し申し上げます。どうかお力落としのございませんよう、ご自愛くださいませ。
山田五郎様の在りし日のお姿を偲び、永遠の安息を心からお祈りいたします。

令和8年7月
社会福祉法人 光徳寺善隣館
理事長  佐伯祐善
役職員一同


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