中津学園園舎建替え工事にかかる寄付金募集について(お願い)

さて今般、福祉型障がい児入所施設である中津学園の園舎の建て替えを行うことになり、令和7年4月に新築落成し再共用を予定しております。
工事期間中につきましては、安全・環境などに配慮し関係施設、地域の皆様、近隣等へ最大の配慮していく所存ですが、何かとご迷惑、ご不便をおかけいたしますことをご容赦頂きたく、謹んでお願い申しあげます。
園舎は、昭和36年に新築されて以来、62年が経ち老朽化が進行しております。建物の傷みも激しく、雨漏りなどの補修工事を毎年行っている状況です。加えまして将釆予想されています東南海地震による津波などの被害や園舎背後にある淀川水系による浸水等の被害を考えて、入所している子どもたちや職員の安心・安全の園舎づくりが急務となっております。そこで、現敷地内において園舎の建替え工事を実施することにいたしました。
園舎建替え工事に際しましては、完成までの間に子どもたちが暮らす仮園舎の確保や引越し、新園舎完成後の引越し、支援学校への送迎など園舎建設以外の費用も大きくなることが予想されます。その上に、昨今の建築資材の高騰により建築費の大幅な増額が予測されます。日頃より、節約に努め手元資金の貯蓄をしてまいりました。さらに建築経費を下げるための設計変更を行いましたが、やはり大幅な資金不足が見込まれています。
つきましては、皆様方のご芳志と浄財を頂き、建設費用の一部にさせて頂きたく、お願い申しあげる次第でございます。

社会福祉法人光徳寺善隣館
理事長 佐伯 祐善
中津学園園長 渡辺 祐子
建替準備室室長 河崎 洋充
ご寄付の活用例について
YUZOギャラリーCafe +みんなのアトリエ教室整備費

佐伯祐三・祐正、学園の歴史や作品を展示するArt Gallery Cafe
子どもや地域の人が利用でき、アーティストと出会える工作室・研修室

メモリアル プロムナード

プロムナードに善隣館や子ども達の成長(歴史)を刻むメモリアルウォール設置(子どもや地域とのワークショップ費用)

防災設備・空間の充実

代替エネルギー機能(自家発電太陽光、雨水活用など)
避難に合わせて柔軟に間仕切れる建具家具の製作設置費
低層開口部止水処理
小規模なシェルター設置
屋上空間の充実(備蓄・防災・子どもの遊び場)ほか

寄付方法
ゆうちょ銀行 所定の振込用紙にて振込
口座記号番号 00930-5-335931
加入者名 社会福祉法人 光徳寺善隣館
フク) コウトクジゼンリンカン
寄付金額 3,000円 / 5,000円 / 10,000円 / 10,000円以上(ご自由に設定いただけます)
お問合せ 社会福祉法人 光徳寺善隣館 法人事務局内 中津学園建替準備室(担当:河崎 洋充)
電話:06-6136-3300
FAX:06-6376-1267
MaiI:tatekae@zenrinkan.org
返礼について ご寄付を頂いた方には、心ばかりの返礼品(佐伯祐正展覧会グッズ)をご用意しております。また、御芳名を新園舎整備にて刻印し顕彰させていただきます。
なお、寄付金は確定申告時に寄付金控除が受けられます。
創設者について
佐伯 祐正(1896~1945)
1920年第15代 光徳寺住職。日本最初期のセツルメントである「光徳寺善隣館」を開設。
寺院を公的存在と考え、地域住民の拠点となる地域貢献施設をめざしました。

佐伯 祐三(1898~1928)
光徳寺次男で祐正の弟。大正・昭和初期の日本を代表する洋画家。旧制北野中学(現北野高校)・東京美術学校(現東京藝術大学)を卒業後、パリ・大阪・東京で活動。

※セツルメント:困難を抱えた地域に定住し、生活全般に渡って住民を支援する社会事業や施設のこと(隣保事業)。19世紀英国ではじまった。

沿革
1926年(大正15) 5月
光徳寺善隣館 開所
1945年(昭和20) 6月
戦災により一時休館

1949年(昭和24) 5月
宗教法人 光徳寺保育園開所

1959年(昭和34) 2月
社会福祉法人として再開

1961年(昭和34) 4月
中津学園 開設

1999年(平成11)4月
グループホーム中津開設

2014年(平成26)4月
ケア中津(移動支援)開設

2023年(令和5)4月
グループホーム泉尾 開設

2023年(令和7)
中津学園建替【竣工予定】